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インプラント治療の材料と処理
インプラント治療には材料による違いや表面処理などによる材質の違いがあるのですが、いずれも基本的な材料は、純チタンやチタン合金、チタン・ニッケル合金、人工サファイアなどがあり、治療に使用する材料の純チタン、チタン合金は骨との結合性に優れているという特徴があります。
インプラント治療に用いるチタン・ニッケル合金は、結合性の面は純チタンに及ばないのですが、形状を自由に成形することができる、形状記憶の性質がありますし、治療に用いる人工サファイアは、酸化アルミニウムですので、骨と結合しないため最近では採用されていませんので、注意が必要です。
インプラント治療に用いる材料の表面処理は、主にブラスト処理、酸処理、酸化処理、機械研磨処理などがあり、一般的にはこれらの処理を組み合わせていますが、ブラスト処理は、鋳造物の中の酸化膜を取り除き、加工を行い粗面にすることにより、骨との結合力を高めるために用いられます。
ブラスト処理を行いますと、ブラスト材が発生するのですが、ブラスト材を洗浄するために酸処理を行い、酸化チタンをチタン表面に付着させることにより、表面に凹凸感を出し、機械研磨処理は、表面のキメが細かく、骨との接触部分を広くする処理が行われます。
インプラントの表面に対し、ハイドロキシアパタイトのコーティングを施す手法がありますが、歯茎の骨に埋め込んだあと、早いタイミングで骨結合が得られ、感染への抵抗力が低いとされていますが、注意が必要です。
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